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![]() そびえるカートリッジの塔 |
中古のプロッタを扱っておりますと、動作チェックやらなんやらと、沢山のインクカートリッジを使用します。おかげでいつも空カートリッジが山積みです。皆様はどうでしょうか? あまりプロッタの使用頻度が高くない場合はいいとして、やはり使用済みカートリッジが1個・2個と捨て置かれているのではないでしょうか。弊社でも 倉庫を片付けますと、大抵山のような使用済みカートリッジが発掘(?)されます。左の写真はその一角です。これが一個4,000円近い消耗品である事を思い出すと、ちょっと恐ろしいですね。 さて、担当は大量に廃棄される空カートリッジを見つめながら、なんとかこれを再利用できない物かと考えておりました。インクジェットプリンタ用の詰替え商品は数社から販売されておりますが、プロッタ対応を明記している製品はほとんどありません。明記していても実際仕事に使えるかは別です。特に、ニーズの高いdj430用カートリッジをなんとかしたいところです。数社の商品を試した結果、純正にも劣らない、十分出図業務に利用できるクオリティのインクを見つける事が出来ました。 今回、その詰替えの手順と、実際の印字結果を見ていただきたいと思います。 尚、詰替えに対応するプロッタは、hp社の下記機種となります。
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![]() 詰替え前、ほぼ空のカートリッジの 乾燥重量は約90g |
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![]() では、詰替えましょう。 インク吸入口を覆っているシールを外します。 |
![]() カッターを使って、シールを 綺麗にむきましょう。 シールの下にある、透明なゴム層には 傷をつけないように注意します。 |
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![]() 大体こんな感じになります。 小さな金属製の玉が栓です。 |
![]() 金属のボールを押して、 本体内に落とします。 |
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![]() インクを注入します。 あまり勢いをつけると逆流しますので注意です。 |
![]() インクを注入したら、 換わりのプラスチックボールを埋めます。 押しすぎて落とさないように、これも注意です。 |
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![]() 念を入れて テープで密封もしてしまいましょう。 テープはしっかりと張ります。 |
![]() インク注入後の重量です。 |
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![]() カートリッジ内部の内圧を安定させる為に、インクがたれなくなるまで、 この状態で放置します。大体30秒〜2分程度。 確実に漏れなくなるまでは、 何度も繰り返してください。 ここが一番大切です。 たれるのが止まらないと、プロッタを損傷してしまう場合もあります。 内圧が安定したら、インクヘッドの先端を濡らしたティッシュなどで拭いて、 こびりついたインクの塊などを綺麗に清掃します。 これで完了です。慣れれば全工程で10分から15分程度でしょうか。 さぁ、印刷結果です!! ↓ |
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詰替える前のカートリッジ |
詰替えた後のカートリッジ |
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詰替えのコツ
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◆結果 一目見ていただけばおわかりの通り、印刷品質の違いはほとんどありません。これは純正に近い高品質顔料系インクを詰替えに使用しているからです。hp製品最大の利点である、クッキリハッキリの線画品質もそのままです。このカートリッジは、大体4〜5回程度の詰替えが出来るほどの耐久性があります。 慣れれば手間は15分、価格は新品インクカートリッジの約1/3、カートリッジを捨ててしまう前に、一度お試しになられませんか?
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テスト環境 |
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プロッタ | hp designjet430 |
用紙 | 普通紙(一般的なA4コピー用紙) |
モード | 高画質(セットアップ印刷は強制的に高画質になるため) |
純正インク |
詰替え (顔料系) <弊社取り扱い商品> |
詰替え (染料系) |
弊社ではお客様に安心してプロッタをお買い上げ頂く為に、誠心努力して参ります。ホームページ運営上、お気に付く点等がございましたら、お気軽にご意見・ご要望をお寄せ下さい。[ご意見・ご要望] |