適切に整備されていない場合に起こりうる、障害の一部 |
弊社では、hp商品に関しましては全品を純正の新品ベルトへ交換した商品をお届けしております。また、お届けする商品は、整備作業を必ず納品より一ヶ月以内に行っております。 |
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インクヘッドを動かすベルトは非常に重要なパーツです。このベルトが摩耗すると印刷ができなくなっていまいます。
「長い間使用していない」・「ほとんど使っていない」
この様な例であれば交換していなくても大丈夫でしょうか?
実は、上記のような環境でも劣化は進行してしまうのです。ベルトの劣化は使用頻度よりも経過時間や使用環境(湿度など)で決まるようです。
● 弊社の修理に持ち込まれた状態例
機種名 |
印刷枚数 |
使用期間 |
所有者様のお話 |
dj430 A1 |
8653 |
約4年 |
建築現場で使用。 |
dj430 A1 |
1245 |
約4年 |
建設関連の個人事務所で使用。 |
dj430 A1 |
312 |
約4年 |
個人営業の設備設計で、印刷は月に10枚程度。使用していない期間もあった。 |
上記の表は、ここ最近弊社に持ち込まれた修理依頼の中からわかりやすい例を作成した物です。弊社の修理に持ち込まれる物では、平均して大判5,000〜13,000枚程度の印刷数でベルトを交換するケースが多いのですが、上記のように300枚程度でも交換せざるを得ない例もございます。これほど使用されていない例もあまり少ないのですが、結果として使用頻度ではあまり大きな差は出にくいことがわかります。寿命の期間としては4〜5年程度が目安でしょうか。
このように、ベルトを交換しているかの差は購入後のしばらくは問題になりにくいため、購入時には非常に見過ごしてしまいやすい点です。
見分け方:
ベルト周辺に黒く小さなゴミが出だしていたらご用心。それは剥離したベルトのくずです。大体その時点でベルトの寿命は残り半分以下です。また、ベルト自体に光沢が感じられないのも、ある程度使用された状態です。
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図面の線がなんだかガタガタしている…。
適切な整備がなされていない場合、ヘッドの移動が安定せずに線がガタガタになってしまう場合があります。通常のズレではプロッタの再設定機能で直るのですが、未整備や・整備に問題がある場合には直りません。
弊社では、厳重に印刷品質のチェックをおこない、各プロッタの仕様通りの誤差水準に沿うように整備しております。また、一部のプロッタでは高速モードなどでズレが仕様上発生する商品もございます。 |
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上段のようなケースで、何度プロッタの調整機能を利用しても線のガタつきが直らない場合がございます。よーく見てください。線が斜めにずれていませんか?
これは調整では直りません。
弊社では、厳重に印刷品質のチェックをおこい、各プロッタの仕様通りの誤差水準に沿うように整備しております。 |
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思っている長さで線が印刷されますか? 明らかにズレているようでしたら調整が必要となります。
弊社では、印刷品質のチェックをおこない、各プロッタの仕様通りの誤差水準に沿うように整備しております。 |
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紙送りの経路・機構などが正しく整備されていない場合や、消耗していると頻繁に紙を破ったり、滑りやすい用紙などで問題が生じるケースがございます。また、摩耗してしまっている部品は交換しなければなりません。
弊社では、チェックをおこない、摩耗の傾向が認められた際には部品の交換をおこなっております。 |
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プロッタはカット紙・ロール紙など、装着される紙に合わせて自動的にそのサイズなどを認識します。しかし、インクの汚れ・機械の故障などが生じると正しく認識できず、誤った用紙サイズで紙を認識してしまいます。
弊社では、チェックをおこない、摩耗の傾向が認められた際には部品の交換をおこなっております。 |
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弊社では、廃棄用のインクタンクをリサイクルしております。 |
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インクジェット式のプロッタは、インクを噴射するヘッド部分が乾燥して詰まってしまうと、印刷に支障が発生します。これを防ぐために、定期的にヘッドのクリーニングを行い、インクを噴射する必要があります。しかし、インクは水みたいに完全に蒸発することがないので、噴射したインクを格納する容器が準備されているのです。このタンクが未整備の状態ではどのようになっているのかご覧ください。
インクはほとんど蒸発せずに内部へ溜まり続けます。タンクの内容量には限界があるため、限界を超えて使い続けると液体のインクが溢れ出し、プロッタ本体を故障させてしまう事が多々ございます。また、限界まで使用していなくても、ある程度溜まっているとプロッタを移動させた時などにこぼれます。
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